Ayaka Kanamori 1 futboldesdeasia

スペインへプロフットサルの経験を持ちの金森彩加にンタビュー

今回は金森彩加さんにインタビューします。 金森さんはスペインで2年の経験を経て引退した、元サッカーとフットサル選手です。今日、私たちは金森さんと話をして、彼女の話しを聞き、スポーツにおける感情を管理することの重要性を理解します。ついでに、スペイン文化が日本文化に貢献できると金森さんが感じていることについて聞きます。

このインタビューはスペイン語バージョンもあります。読むためにはここを押してください
Esta entrevista también está en español. Pulse aquí para leerla en español.

  • 名前は何と言いますか?

金森彩加です。

  • どこで生まれましたか?

岡山県の中の新見市という田舎で生まれ育ちました。

  • 何を学びましたか?

大学ではスポーツ社会学や健康スポーツについて学び、また体育教師の資格もとりました。

  • 日本では何をしていましたか?

大学まではサッカーをしていて、卒業後は大学の時の経験や学びからメンタルや身体のケアの大切さを知り、それを伝えていくべき、ゆる体操という体操の講師を中心に様々なところで講師活動をしていました。

ですが、フットサルとの出会いや活動を通して、自分自身の状態がより良くなっていったこと、また色んな出会いによって、フットサル選手に戻りプレーしていました。

  • いつスペインに来ましたか?

スペインには約3年前に短期留学の予定で来ました。

  • どうしてですか?

選手に戻ってフットサルをしている中で、だんだんと自分の中で選手としての火がつき、より上手くなりたいと思い、成長を求めて刺激を受けるためにスペインにきました。

  • どのようにしてきましたか?

当時、スペインに行きたい!と思ったけど無理だと思っていました。それは私にとって海外が遠いものだった事(周りにそういう人がいなかったなど)や、資金的な面でも厳しいと思っていました。

でも、その中で出会った方におもいを伝えると背中を押してくださったことから、留学への道が開かれました。

その中で久しぶりに再会した友達の友達が留学をしていて、アテンドさんをしょうかいしていただき、最初の留学を実現する事ができました。

  • スペインで何をしましたか?

スペインでは、フットサルをしていました。

〈経緯〉

最初は短期留学の予定で1ヶ月だけスペインに来て、フットサルの2つのチームの練習に参加させていただきました。

その1ヶ月が濃く、学びも深く、また来たいと思った事や、その時していたホームステイ先の家族の愛に触れる中で、自身の殻が少し破れていきました。

そんな経験をして日本に帰国すると、再び来たい!スペインでフットサルをしたい!スペインリーグでやってみたい!そんな気持ちが強くなり、帰国後1ヶ月で、その時の仕事やチームなどを辞める事を決意し、その次のシーズンからスペインへ渡りました。

そこで1シーズンプレーし、そのまま続けてスペインでやりたかったが、色んな事が重なり、一時帰国を選択し日本に帰りました。

でも、またその次のシーズンに約束通りスペインに戻ってきてプレーをしていました。ですが、その中での出来事や変化により、シーズン途中で選手を引退する事に決め今に至ります。

  • スペインに来てより印象的だったことは?

日本との違いを色々と感じた。

フットサルでいうと、日本のフットサルは良く走る印象が強く運動量が多く速いイメージだけれど、スペインのフットサルはどちらかというと、判断力が高く、状況の中でゆっくりでも組み立てる事ができるという印象。

また、国の雰囲気や文化としてサッカーに熱く、ボールを蹴っている子どもたちを街でよりみかけたり、バルでの試合観戦や試合がある日の街の盛り上がりの熱さを強く感じました。

日本よりもより身近にサッカーがあるというのを感じました。

リーグやチーム数も日本よりも遥かに多いです。

  • 日本とスペインのスポーツに対する文化的側面は何だと思うか?

一言でいうと、

環境と文化の違い。

(上記の話と繋がる)

日本の良いところはなに?

色んなところで組織されていて、整っていること。街も綺麗だし、安全だし、公共交通機関とかも時間に正確なとこなど。

  • スペインは?

スペインはより自由がある印象。

また、個々が自分というものをしっかり持っていて、でもその中でも意見の違いも受け入れられている点など。

  • 逆に日本の良くないところは?

組織されてるけど、それが少しされすぎていると感じるところ。

また働きすぎだし、常に時間に追われて忙しないと感じるところ。

  • スペインは?

スリがあったり、危険な場所とかあったりすること。

公共交通機関とかも時間に不正確だったり、マリファナとか吸ってたり、街が汚かったりする事があること。

  • スペインに来て学んだ事で、日本に取り入れたら良いと思うことは何?

遊び心を大切にする事や、自分の考えを個々がしっかり持ち、それをお互いに受け入れ合える事。それができた中で、今の日本の組織力があれば、日本はより強くなると思う。

  • スペインに取り入れたら良いと思う事は?

敢えていうなら、思いやりと感謝。

日本の人の方が施設や物を大切にできている印象がある。その感謝の心。

  • シーズン途中という普通ではあまりない形で引退しましたが、それはどうして?

簡単に言うと人生の価値観が変わったからです。昨年の12月半ばに体調を崩した時、自分と深く向き合ってる中で、人生とフットサル選手との価値観の変容がありました。今まで選手として見ていた人生と、1人の人間として見る人生とのその視点の変化から色んな事を考えていました。そのタイミングで、バルセロナにいた時にお世話になったおばあちゃんが亡くなるという経験をし、人生の中で本当に何が大切なのか?ということに向き合わされた事が大きなきっかけとなりました。

また、大学の時に膝を怪我をし、そこから約9年間軟骨のない膝、年々変形性膝関節症も進んでいて、その中でもやれる方法と共に選手を続けてきましたが、そろそろ身体を労ってあげたいとも考えるようになりました。

  • 28歳という若さで引退したことを後悔していますか?

28歳というのは、私は女性選手にとってはそんなに若い年ではないと思っています。

私の中では将来的に家庭を持ち子どもを生みたいと思っています。それも、本当の祖母が生きているうちに、我が子をみせたいという新たな夢ができたことも辞める決断をするきっかけとなりました。

辞めたことに対して、辞めてから数ヶ月経った中でいたチーム活躍やみんなの姿をみると、少し後悔も浮かびました。

でも、身体のことや新たな道に進む中で、今このタイミングで決断し、自分ならではの道を見つける中で、すべての経験に意味があり、今ここに繋がっていることを感じ、後悔ではなく、すべてが感謝に変わったので、今は後悔はしていません。

  • 今後どうしていきたいと思っていますか?

この経験を活かして、たくさんの選手をサポートし、夢を叶える手助けがしたいと思っています。

自身が留学する中で、こんな事あったら良かったを形にしたいと思っています。そして、これから留学に来る選手たちにより挑戦し夢を叶えられる環境を作りたいです。

そんな事から、今スペイン語コーチとスペイン留学サポートをしています。

また、日本に帰国した際は、たくさんのチームを飛び回り、子どもたちと触れ合う中で、自信をなくしていたり、楽しむ事を忘れている子どもたちに、自信や遊び心を取り戻していきたいと思っています。

たくさんの子どもたちの笑顔に出会いたい!

そのためにも、色んな活動等を通して、憧れられるそんな存在になりたいなと思っています!

選手成績:

サッカー: •U12岡山県選抜として全国出場 •U15中国トレセン •U15岡山県最優秀選手賞を受賞 •無名高ながら高校選手権でキャプテンとして全国大会出場 (大学) •チャレンジリーグ優勝

•なでしこリーグ昇格 •インカレ優勝 •国体出場

フットサル: •岡山県選抜 •中国リーグ優勝 •中国リーグ得点王


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